幼稚園の金柑の植木に、アゲハチョウが卵を産んでいる様子をよく見かけます。
卵から小さな黒い幼虫が生まれ、少しずつ大きくなって、やがて緑色のかわいい幼虫になるのを、楽しみに観察していました。
でも、さなぎになる前にいつの間にか姿を消してしまい、アゲハチョウになったところは見たことがありませんでした。
「アゲハの幼虫、どこに行ったんだろう?」「鳥が食べちゃったのかな?」
子どもたちはいつも、不思議で残念な気持ちでした。
Zペペス月の終わり、金柑の植木に小さな幼虫を見つけました。
日に日に大きく可愛くなってきます。「今度こそ、アゲハチョウになるまでお世話するぞ!」
Zペペイ箸海蹐・・0月5日(水)に台風がやってくるという予報が!!!
「大変!幼虫が飛ばされちゃう!!!」
子どもたちはすぐに園長先生に相談しました。
「園長先生!金柑の植木を幼稚園の中に入れてもいいですか?」
と、いうことで幼稚園の玄関に、ダンボールで囲った幼虫の部屋が出来上がりました。
毎日、糞の掃除をしたり、時々 植木に水をあげたり・・・
今年最後の幼虫がアゲハチョウになるのを、今か今かと待っていました。
その幼虫が・・・
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朝、登園すると・・・とうとう「アゲハチョウ」が羽化していました!! | 「きれいな羽」「クロアゲハだったんだ」「もうだめかと思ってた」「かわいいね」 | |
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大切に育てたけれどお別れです「バイバイ・・・」 | ふたを開けてもまだ跳びません「生まれたばっかりだから、まだ上手に飛べないんじゃない?」 | |
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「あっ!!先生の手に止まった!」「飛ばないね」「お腹が空いてるのかな?」 | ||
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「お花のあるところに連れてってみよう」・・・そう言っている時・・・ | 「あっ!飛んだ」「待て待て」「玄関の方に行ったぞ!」 | |
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「バイバイ、元気でねー」 遠くに見えなくなったアゲハチョウ、子ども達の心に素敵な思い出を作ってくれました。「ありがとう」「来年 戻ってきてね・・・」 |